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吐魯番一日観光ツアー
バス代60元のみを支払ってトルファン近郊を巡るツアー。 観光都市トルファンにはそれはそれは沢山の観光スポットがある。 我々が行ったその一部を紹介しよう。
ソ公塔(ソは草冠に赤みたいな漢字) イスラム教の寺院 入場料30元 特に興味がなかったので入らず。と、すぐ隣に郡王府なる建物(20元)があったので行ってみる(勿論中には入らず)。 郡王府の建物の屋根についていたドームはドームではなくなんと木の板に絵が書かれている。本当にそこにあったのかそれとも急遽でっち上げて作ったのか分からないほど新しいが適当な作りに見えた。いや、どことなくびん坊ちゃまの服と同じ感じにおいがした。
 ソ公塔外観
 こっちは王郡府。ドームじゃなく、飾り壁
火焔山 国家AAA級景区 入場料40元 こちら、かの有名な西遊記のモデルになった山と言われる山。がぜん日本人に人気が高い。 入山料??いえ、いつもどおり一番良く火焔山を見れる道路脇の場所を封鎖して、後付けされた良く分からない施設。施設の中に入らないと写真がキレイに撮れないように、どっからどう撮っても汚い色とりどりの旗が入るように工夫されている。周りを歩いても、柵の手前に池が掘ってあって、柵をよけては撮れないようになっている。
こういうところの工夫はとてもすばらしい。
どうしてもそれが嫌な人は40元払って施設に入らねばならない。施設の中央には巨大な温度計があり、地面の温度が見ることが出来、地熱で茹でた(?)うずらのゆで卵が食べれるらしい。とまあコレダケ。この一番の見所にどうしてもお金を取りたかったため工夫したに違いない。 ツアードライバーも『まさか入らないでしょ?』といって周りからの写真撮影を薦めてきた。どんなにつまらない施設なのか気になる。(でも中国語で、『施設に入らない奴が写真とったら5元払え』という感じのことが書かれていてドキドキする)
 火焔山風景区入場口
 この中がババロア上にくり抜かれていて中に入れると勝手に思い込んでいた猫
ベゼクリク千仏堂 火焔山中にある仏教寺院 入場料20元 83もの石窟を有する王族(高昌〜ウイグル)の寺院だが、そのうち解放されていたのはなんと5窟。さらにそのうちの一つは絵はおろか仏像も何も無いただの窟。横にいたツアーガイドが、「ここは絵も仏像もなにもありませんが、写真は禁止です。気をつけて」とわけの分からないことを言っていた。ガイドブックには「ウイグル文化の高さを示している」とかなんとか書いてあったが、そんなもん全くわからんくらい絵はハゲていた。しかも看板にはご丁寧に日本語で「特に第二次世界大戦で激しく損傷し」ってなことを書いてあった(ここまで日本軍来てないやろ!!)。他の日本語は微妙なのにこういうところはしっかり書く。さすがだなあ。
 写真ほど凄くない千仏堂
ちなみにここの駐車場付近に待機しているラクダにのると、最初往復10元といっていたのが帰りには100元、200元になるらしい
アスターナ古墳群 高昌国王の古墳 入場料20元 高昌国と唐代西州の墓地郡。開放されているのは210,215,216号の3つのみ。某ガイドブックには『特に210号に展示されているミイラは必見!!』と書かれていたが、3つしかないのに見逃すわけない。 他の人は入場してしまい誰もいなくなったバスの中で『どうやったら見逃すのか』を思案。
  古墳と古墳の駐車場に咲くきれいな花でヒマ潰し
高昌古城 高昌国の町 入場料40元 まぁまぁ興味があった箇所だが、値段が張るので悩んでいたら、今までガンガン入場料払っていた一緒に乗っている中国人は誰も行かないと言う。 なんかがっかりの空気を感じたので『パス』ってコトで・・・。
 高昌古城 (ちなみに写真内のレンガで作られている壁は、勝手に入れないようにするために後で作られた部分なので歴史的価値は皆無)
葡萄鈎 火焔山山中にある広大な葡萄園 入場料60元 向かう途中で見た『葡萄鈎』と赤字で書かれた岩山は必見!奇石が張り付いたような山で、ここが一番の見所。だけど停まってくれなかったので写真はとれず・・・。 ようやくお昼休み。葡萄に周りを覆われた屋外のレストラン(というほどのものではないが)で高めの拌飯を注文し一息つく。とりあえず葡萄がやたらめったらおいしい。 あんまりにもおいしいもんだから生3kg,干500gも買ってしまった。安かったし・・・
 葡萄畑から漏れる光。実は干し葡萄は大嫌いだったことに後で気づく
食事後、他の中国人は葡萄鈎に入場していった。葡萄にさして興味のない我々は、これまた入らず。なにしにきたんだろ。 ぼーっとしていると、敦煌→トルファンの電車で向かいだった中国人のご姉弟と再会。電車の中でずっと筆談していたので(漢字が書けるってステキ)仲良くなっていたのだ。おじさんがなんと串をおごってくれた!本当にありがとうございます。一緒に写真をとったりして、入場せずとも楽しい時間を過ごすことができた。
この葡萄鈎のチケットは高めだが3箇所に入場することが出来るらしく、チケット買った人が「ここは興味ないから入っといで」と1箇所だけチケットを借してもらって『王洛賓様の音楽芸術館』なる博物館に行くことに。 よくみると全ての看板に日本語訳のみ“様”がつけられている。最初は単に翻訳ソフトかなんかで『氏』とするところを間違えちゃっただけだろうと思ったが、英訳には『Mr.』の文字はない。中国語の方にもそれにあたりそうな『大人』とか『先生』という記載はない。日本語にだけ、『様』付き。見る人に対して『様』とはえらく大きくでたな、そういうのは日本では皇族だけだぞ、と不愉快になる。こういうの、ちょっとした手違いだろう目くじら立てるほどのことではあるまい、と日本人は思いがちだが、北京オリンピック開催まで一年切っているのに、毎日『毛沢東』やら『抗日戦』をTVで放送しているこの国に関して はわざととしか思えない。結局なにを作曲した人かも良く分からず、音楽芸術館の中身は一緒に行った中国人がため息をついて首を振る始末。
 で、結局誰なんだお前?
民族ダンス ダンスは無料 その後干し葡萄の即売会あり ツアーに組み込まれていた地方ダンスの披露会。ダンスを見るのはタダでスイカも出してくれるのだが、ダンス終了後に干し葡萄即売会が開かれる。楽しかったしスイカももらったしで買わないのは申し訳ないのだが、すでに干し葡萄を買った後だったので買わず。我々と一緒に干し葡萄を大量に買っていた家族が、また買っていた。ここで売ってるんだったら先に言ってほしかった・・・。
 ウイグル地方の踊り(なんだよね?)
坹八井(カレーズ)楽園 乾燥した地方でよく見られる地下水路の博物館 入場料40元 せっかく来てなにも見ないのもなんだしなーと、わき腹を痛めて歩くのもつらいネコが思い切って入場。園内はかなり広そうな案内板を見て楽しみにしていたのだが、カレーズ自体はなんと博物館の中にあった。 博物館の中に入ると、おきまりの「これで掘りましたよ」みたいな道具が展示してあり、カレーズの断面図をあらわした模型が置いてある。館内はあまり大きくない。で、ゴージャスな階段を下りようとしたときにふと手すりが気になって中を覗き込む。すると井戸があった。書いてないからただの螺旋階段の手すりかと思ったヨ・・・。 螺旋階段を降りていくと溝がありキレイな水が流れている。が、周りは新しい漆喰のようなピカピカした塗料で固められており、ディズニーランドのアトラクション待ちのところみたいだ。溝の上にはプラスチック板がのせられており、水は青くライトアップされている。それも一瞬で終わり、もう出口へ。外に出ると、これがみたかったんだよ、という感じのちょっと自然な感じの溝が少しだけ見える。カレーズの出口から博物館の出口までは土産物屋のオンパレード。博物館よりでかいんじゃないかと思ってしまう。 早々と外に出てしまい、もう一つの見所の井戸を探すがどうしても見つからない。地図を見に戻って再び来ると、あったあった、コレデスカ。特に大きな看板もないので、葡萄園に紛れてしまっていてただの葡萄園の排水溝かと思っていた。さびさびの網がかけられており、近づくとなにやらブツブツと解説している。ウーム・・・。どうやらコレであっているらしい。先に行っていた中国人のツアー客はとっくに見終えて葡萄園を見ながらみんなで時間潰ししていた。時間があまりまくって園外へ出ようとすると、これまた出口は様々の土産物屋を通過しないと出られないようになっている。ちょっとガツガツしすぎじゃない?
 入場した者を100%の確立でがっかりさせる、螺旋階段の一部となってしまったカレーズの垂直井戸
交河古城 陸のマルタ島を思わせる要塞都市 入場料40元 先ほどのガッカリショーで疲れ果てたネコはお休み、今度はリスが入城することになった。 全ての建造物と思わしきものが風化しておりアイスクリームの中を歩いている感じ。持ち時間が1時間もあったが余りの広さに結局町の端まで見ることは叶わなかった。 通路として敷かれているレンガの上だけを歩くことが出来るのだが、建物の説明文は見えないくらい離れた位置にあることがある。古そうな道がついているので当然見るために近寄るのだが、新しい道を外れようものなら警備員にありえないくらいどやされることになる。 じゃあそんなトコに置いとくなよ!!
  入城口と仏塔跡
トルファンの1日ツアーで行く価値があるのは葡萄鈎(入城せず)で葡萄食うことと火焔山を車越しに見ることと交河古城くらいかなぁ・・・。移動途中の景観は凄く良いので60元ならそれなりに楽しめるかも。
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